エンドロール専門制作チーム Focus-i 加藤です。
今回はエンドロールや生い立ちムービーでちょっとしたことで
列席者に喜んで頂けるポイントをご紹介したいと思います。
1.エンドロールで、参列者名簿とともに一言添えられている
披露宴のエンドロールでメジャーなものの中に、
「式の様子を編集したものを流し、そこに参列者の名前を連ねる」
というものがあります。
参列者の紹介という意味なら席次表があるので、
せっかくエンドロールを作るならただ名前を流すだけでは面白味がありません。
そこにはぜひ、一人に一言ずつ感謝の気持ちを添えましょう。
一人一言が難しければ、グループ毎に対するコメントでもOKです。
小さな気遣いでもとても嬉しいですし出席して良かったと心から思えますよね。
わざわざ新郎新婦2人のために時間を割いてお祝いに来てくださった皆様に、
少しでも多く楽しんでもらえるよう工夫できたらこんなに素敵なことはありません。
きっとこれから先の結婚生活に躓いたときも、
嬉しいことが起きたときも、一緒に泣き笑いしてくれる味方となってくれるでしょう。
2.生い立ちムービーに参列者がたくさん出演している
生い立ちムービーは主に写真のスライドショーなようなものになるかと思います。
見てもらう人のことを考えると、
参列予定の方たちと一緒に撮ったものを多く使ったほうが盛り上がります。
小さい頃の写真はあれば親戚の方が映ったものを何枚か入れましょう。
学生時代のものはもちろん参列予定のお友達が映ったものを中心に、
会社の方が映った現在の写真もぜひ用意しましょう。
もちろんソロの写真や2人の
ツーショットも大切です。
割合としては参列者が映っている写真:ソロもしくはツーショット=6:4or7:3くらいが
妥当でしょう。
参加した式で予期せぬ自分の若いころの写真が出てきたら、
恥ずかしさもありますがそれ以上に懐かしさが込み上げてきますよね。
さらにその写真を大切に持っていてくれたことに嬉しさも覚えます。
3.両親への手紙をムービーにする
両親への手紙といえば欠かせない大事なイベントです。
ただ最近では、お涙ちょうだいの演出に苦手意識があったり、
直接読み上げるのが恥ずかしいといった声があがり、
カットされることもしばしばです。
ただ、式場側としてはやっぱり大きな見せ場ですし、
雰囲気がぐっと締まり式全体を通してメリハリをつけられるので
ぜひ演出に加えてほしいものです。
ですが嫌なものを無理強いするつもりはまったくありません。
ここではお手紙を読み上げることに対する代替案として、
ムービーを取り入れることをオススメします。
それこそ写真のスライドショーでもかまいません。
両親との思い出の写真を流し、字幕で両親へのメッセージをつけます。
読んでもらわないといけないので、文字の大きさや流すスピードなどを
少し慎重に配慮しなければなりませんが、BGMによっては明るい雰囲気にもできますし、
朗読もしなくていいので苦手な方にはぴったりではないでしょうか。
参列者からしても、涙で聞き取りにくい手紙の朗読より、自分のペースで読めるムービータイプの方が内容が伝わりやすい場合もあります。
以上、参列者へのおもてなしを中心に考えたムービーの作り方です。
参考にしていただければ幸いです。素敵なお式になるようお祈りしています!
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