まずは、撮影技術編。
カメラの撮影時にパン(縦横、上下に振り回して撮影すること)はゆっくりと行うべし!!
極力、フィックス(固定画面)を中心とする。パンが多いと内容をしっかり伝えることができず、
初心者の方は特に手振れに注意して下さい。
見ている者をイライラさせるばかりである。
同様にズームイン、ズームアウトも必要な時だけにとどめるようにしましょう!
なるべく画面は固定することを意識して下さい。
パンやズームは、ビデオ素人がはまってしまう便利なものだが、
逆に完成度を下げてしまうことがあるので注意が必要です。
フィックス映像は映画の基本でもある。
以上、結婚式の映像はこれだけでも、見てわかりやすい映像になるはずである。
次に、映像の中に古い写真や昔のビデオをインサートする場合である。映像の編集機にゲインの調節ボタンが付いていたら、それのゲイン度数を上げてインサートすると古い画面も驚くほど鮮明な映像になる。これもテクニックのひとつである。今はほとんどの編集機にゲイン調整が付いていると思うが、使い方がわからない人が多い。
逆に、あえて古さを強調したい時は、いわゆる昭和ロマンの雰囲気を出してくれるソフトがあるのでそれを使用すると効果的である。
次に編集編。
これは個人のセンスの問題だから、映像編集の方法論にも好みが入って来ます。
ここでは、複雑なことは避けて、感動の映像にするための基本だけ紹介していきたいと思います。
結婚式の映像でもドラマでもドキュメンタリーでも、最初と最後を工夫された映像でしっかりと押さえておけば、全体の映像への感動、好感度にもつながります。
具体的に言うと、
結婚式の映像なら、最初の20秒間は新郎新婦の映像を出さないことだ。
入り方にはいろいろあるが、たとえば、新郎が暮らしていた実家のネコの映像から入って、そのネコにセリフをつけてみたらどうだろう。
縁側で寝ているネコの映像に、
「健太(新郎の仮の名)が結婚するんだって・・・。あいつ、結婚するならおまえのようなネコがいいなんて言いやがっただぜ。
そして、佐和(新婦の仮の名)さんと結婚が決まった時なんて、あんなステキな女性女と結婚できるなんて、オレは幸せだよだってさ。
「ネコに言っても返事できないのに・・・健太、幸せになんなよ!」 のようなセリフを入
れて、会場の笑いを取れば、それだけで感動的な映像として記憶に残るだろう。
あるいはネコではなくて、ワイドショー的手法もある。
最初に、新郎新婦が住んでいた街に出かけ、街の声を冒頭に入れる手法である。
たとえば、クリーニング屋のおばさんなら
「ええ!!あの人、とうとう結婚するの。3日に一度、ワイシャツをクリーニングに出してくれたけど、もし奥さんの洗濯がダメなら持っておいで、サービスしておくよ」のような映像を入れる。
その後は、お決まりの新郎新婦の過去映像でつなげても、映像への注目度は最後まで続くだろう。
結論として、最初の20秒が非常に重要なのです。
新郎新婦の映像を入れないで「おもしろい遊び」を入れるということです。
発送は自由なんでいろいろと試してみて下さい。
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